不妊専門鍼灸院 銀のすずは
自然妊娠から体外受精までの方を専門でサポートしています。

不妊症の定義


日本産科婦人科学会の声明
「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という。その一定期間については1年というのが一般的である。なお、妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない。」(日本産科婦人科学会 生殖・内分泌委員会生殖医療リスクマネージメント小委員会)



2015年までは2年と定義されていましたが、1年となりました。
晩婚化が進み、高齢出産が増えている現代において、不妊の定義が1年になったというのは、必然的なもののように思えます。
現在、6組の夫婦のうち1組は不妊症として悩んでおり、不妊症は決してめずらしい事ではなく、もっと身近に迫った問題となっています。

日本産科婦人科学会


聞く話では全国で子供が欲しい女性は500万人いるといわれています。
出生数が80万人を切ったという話ですので、人口減少は免れません。
確か私が生まれた年は出生数130万人ぐらいだったので50万人も少なくなりました。
40万人は松戸市、東大阪市、宇都宮市の人口に匹敵します。
毎年、大きい市区町村の人口がいなくなるということですね。
これは由々しき問題です。
妊娠を望む500万人が妊娠し、出産すれば少子化対策が解消されるのですが・・・。
でもね、不妊治療の成績がとにかく悪いんです。
だから簡単には妊娠しません。
成績が悪いから何度も何度も採卵や移植をするしかありません。
結果、時間とお金を消費していきます。
今でこそ、保険適応なので安くなったとはいえ、それでも高いです。

不妊治療の一番の問題は『お金』でしょう。
一度の採卵で保険診療で20万円(自費の場合100万円ほど)
一度の移植で5万円(自費20万円)
その他、検査費用などを考えると莫大な費用が掛かります。
この金額を1回だけ支払うというのであれば何とか捻出することはできるかもしれませんが、数回となると難しいと言わざるを得ません。
私自身、不妊治療を経験し、採卵4回、移植2回をしました。
自費だったので約500万円ほどを短期間で支払うことになりました。
とても大変だったのを覚えています。
どうやったら不妊治療の成績が上がるかいつも考えています。
正直、クリニックの治療には限界が来ています。
あとは自力で上げていく必要があるように思います。
セルフケアに注力しましょう!!!